HPのセキュリティー対応は、Googleでの順位アップ(SEO対策)にもつながります

実はWebサイトにもセキュリティがしっかりしてるHP、しっかりしていないHPがあるのはご存知ですか??

この間お伝えした「ブラウザ」の進化に伴い今はネットで閲覧するときにそのサイトが安全なのか安全でないのか教えてくれるようになっています。

Google Chromeで言うと上にあるアドレスバーの所に、南京錠みたいなマークがついていればそれは「安全なサイト」である証拠です。

逆に「△マークの中にビックリマーク」がついているサイトは「安全では無いサイト」になります。

この辺りを少しお話しさせて頂きます。

SSLについて

HPのセキュリティ問題について出てくる言葉で
「SSL」と言うものがあります。

SSLとは・・・

SSL=Secure Socket Layerの略称です。

インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのひとつです。
クレジットカード番号や、一般に秘匿すべきとされる個人に関する情報を取り扱うWebサイトで、これらの情報が盗み取られるのを防止するため、広く利用されています。

上記は「総務省 国民のための情報セキュリティサイト」より引用したものです。

このSSLが適用されてないホームページがいわゆる「安全では無いサイト」として認識されて△マークの中にビックリマークが表示される状態となります。

このマークがついたホームページ上で例えば、問い合わせフォームから名前や電話番号、住所を送信するといった行動をすると、それらは暗号化されずにそのままの文章として通信がされます。

そうすると、誰でも簡単に盗み見られる状態になるから危険といった訳です。

安全なサイトなら

では、「安全なサイト」で同じ行動をするとうなるでしょう。以下は簡単な例になりますが、


名前:阿竹印刷
電話:090ー1234ー5678
住所:四日市市富田一色


上記をお問い合わせフォームから送ると


Vij:omvojifmao
Mdok:damvom142o
Mdo:moi8687


このように何がなんだか分からない暗号文へと変えて通信をしてくれます。
もちろん、送受信するパソコン同士はそれら暗号文を解析してきちんとした内容を受け取ることができます。

上記の例は名前や電話番号でしたが、これがクレジットカードの暗証番号でしたらどうでしょうか。

SSL対応していない安全では無いサイトでは簡単にカード情報を盗み見ることが出来てしまいます。
怖いですね。

利用前によく確認

今はネットを使って決済をすることがほとんどだと思います。

Amazonや楽天、Yahooなどの大手はセキュリティ面については問題ありませんが、Instagramなどで出てくる小規模な商品サイトを使うときは最初にこのマークを確認するといいですね。

ブラウザの設定を変えれば、そういったサイトは表示しないということも可能です。

今は子供でもネットを使う時代です。お子様が持つスマホではそういった設定をして防ぐのも一つの手になりますね。

自社ホームページのSSL化は大丈夫ですか?

さて、利用者目線でSSLのお話をしましたがもう一つ重要なのは、運営者側としての対応です。

今やホームページはほとんどの企業や店舗、あるいは個人でも持っていることがほとんどです。

●●さんの会社のホームページはいかがですか??

まだ、SSL化が済んでいなければなるべく早めに取り掛かることをオススメします。以下のような大きなメリットがあるためです。

■SSL対応によるメリット
Google検索エンジンで上位表示されやすくなる安全なサイトとして、閲覧者からの信頼性アップ

逆にSSL化していないと検索順位が上がりづらく、閲覧者からも嫌がられてしまうかもしれません。

Googleによると、日本ではすでに92%ほどのHPがSSL対応されているようです。
(2023年2月25日時点)

しかし、中小企業ではまだ対応できていないHPも多いので自社のHPはどうなっているか、ぜひご確認ください。

弊社ではHPのSSL化についてのご相談も承っています。気になった方はお気軽にご連絡ください。