効率大幅UP!デジタル校正導入のメリット

今回はデジタル校正についてお話ししたいと思います。

校正とは?

まず、校正という言葉、印刷業界では当然のように使われている言葉ですが一般的には知られてないかも知れません。

校正とは?

お客様から頂いた原稿や画像データをそれを元に作成したデータと確認して、原稿に書かれている文言をチェックし、誤字・脱字、一般常識的な誤りを訂正、内容が正しいか確認したりする事です。また、お客様からの指示通り、修正がされているか確認することも含まれます。エクセルやワードでデータ入稿された場合、文字化けが発生している場合も多く、確認が必要です。

以前ですと、校正紙が出来上がったらお客様の元に紙を持参し校正を行っていました。その後、PDFが一般化しメールでの校正が主流となりました。

そして、デジタル校正という手段が広がってきているのはご存じでしょうか。デジタル校正を導入することで時間と手間がかかる校正作業を効率化する事ができます。当社ではBrushupという校正サービスを導入しております。
※株式会社 Brushupが提供する、デザイン・ドキュメント・動画などの制作物のフィードバックをラクにするクラウドサービス。 

デジタル校正とは?

デジタル校正とは従来の校正作業をオンラインで行うことです。

校正と聞くと、紙の原稿に赤ペンで印をつけていくといったアナログな作業を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし現在は校正作業そのものをデジタルで行う機会が増えています。

具体的には、紙やPDF等でやり取りしていた原稿をオンラインサーバー上に置き、ブラウザや専用のサーバーから原稿にアクセスして校正を行います。インターネットに接続できる環境と端末があれば、場所を選ばず校正作業に取り組め、リアルタイムで進捗の確認もできます

Brushupの校正一覧画面

基本、特定の人のみ校正、閲覧、データ送信ができるように管理されております。また各プロジェクト毎にログインできる、できないという事を設定する事ができますのでセキュリティ対策にも留意しております

デジタル校正がより注目されるようになった理由のひとつに、新型コロナウイルス感染症の拡大があげられます。感染リスクを避けるため、多くの企業がリモートワークを導入した中、校正作業も遠隔で行える環境を整えていったのです。

またデジタル校正と、メール校正は何が違うのか?といった疑問を持った方もいるでしょう。

メール校正は、PDF化したデータを用いて行う校正で、メールで原稿を受け取りパソコン上で校正を行い、校正したPDFをまたメールで送信するといった手順で行います。作業自体はオンライン上で進めるわけではないため、進捗の共有などができません。

デジタル校正5つのメリット

メリット①:場所や時間を選ばず校正作業ができる

通常の校正だと、自身のデスクで校正作業をしなければいけませんが、一方、デジタル校正ならインターネット環境と端末があれば、校正作業が時間や場所にとらわれることなく外出先やフレックスタイムのような働き方などでも校正作業が行えます

メリット②:修正履歴が管理され修正ミス・漏れ防止になります

紙を用いた校正は、人の目によって修正ミスや漏れがないか確認するため校正に時間がかかったり、あってはいけませんが修正漏れが発生してしまいます。一方、デジタル校正では、作業履歴を自動的に管理する機能が実装されており、「誰が・いつ・どこを修正指示または校正作成をしたのか」をチェックでき、修正ミスや漏れを防止できます。

Brushupのチャット履歴画面

メリット③:回覧や連絡の手間が省ける

紙の原稿を用いる校正では、他の担当者などへの回覧や連絡などの手間が発生します。PDF校正は紙の原稿ほど手間はかかりませんが、複数人での原稿チェックをすることが難しく、他の担当者に見せるときはPDFデータをメールに添付して送信する必要があります。一方、デジタル校正ならオンライン上で原稿データを複数人で確認できるため、回覧や連絡などの手間を削減でき、効率化を図ることができます

メリット④:社内外関係なく複数人で同時進行の校正が可能になる

校正作業は複数の担当者で行うケースも多く、紙の原稿やPDFの場合は、一人が作業してから次の担当者に渡す形となるため、その分時間がかかります。 デジタル校正だと、複数人で同時に校正作業を行えるため、複数の担当者で同時に作業を進められます。また印刷会社側も制作担当者がリアルタイムでチェックし作業を進める事ができ時間短縮になります

Brushupの修正指示画面

メリット⑤:印刷物の情報確認やタイムスケジュールを確認しやすい

冊子などの多くの人間が携わりまた時間がかかる印刷物は作成スケジュール管理が大変です。デジタル校正のソフトには用途に合わせた表示形式ができる機能が搭載されており、一度にたくさんの印刷物の情報の確認や制作物の操作ができます

最後に

デジタルでの色と実際の印刷する色とは異なります。また実際に紙にしてから間違いを発見する事が多々あります。

大量に印刷するもの、色にこだわりがあるものに関して印刷前の最終校正では、プリントアウトしたものもしくは、簡易(本紙)校正を印刷会社に持参してもらった方が良いと思います。

デジタル校正は、難しいように聞こえますが作業自体は通常の校正とほとんど変わりません。もしデジタル校正をご希望されるお客様がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせくださいませ。